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カルテをAIが書く——診察中に打ち込まなくていい

公開日 2026/06/25監修:徳山祥音(精神科専門医・指導医 / リカレ協会統括医師)
カルテをAIが書く——診察中に打ち込まなくていい

精神科の外来で、カルテを打ちながら患者さんの話を聞いていると、話を半分しか聞けていない感覚になることがある。記録しながら聞く、という状態に知らずなっている。

リカレ協会のオンライン診療サービス・エニキュアでは、AIが診察中の会話を自動で文字起こしし、SOAPを書き起こす仕組みを導入しています。この記事では、その仕組みと実際の使い勝手を整理します。

仕組みは3ステップ

ステップ1. オンライン診療のビデオ通話で、いつも通り診察する

特別な操作は何もありません。医師は普段どおりに患者さんと会話するだけです。

ステップ2. 会話が自動で全文文字起こしされる

診察中の会話がリアルタイムで記録されます。医師は何も操作しません。通話が終了した時点で、全文の文字起こしがシステム上に残ります。

ステップ3. 診察後、AIがSOAPを自動生成する

Subjective・Objective・Assessment・Planの形式で整理された状態になっています。医師はそれを確認・修正して確定するだけです。生成から確認・確定まで、診察直後に完結します。

診察中に変わること

カルテを打ち込む必要がなくなるため、診察中に「これを記録しないと」という意識を持たなくていい。患者さんの話を聞くことだけに集中できます。

文字起こしが全文残るので、後から確認できるという安心感があります。「あのとき患者さんが言っていたあの一言」を後から拾えるようになる。精神科はこの点で特に効果が出やすいと考えています。会話の記録が診察の軸になる科なので、後から振り返れることの価値が大きい。

対面の外来では、診察しながらキーボードを叩くという動作が当たり前になっている医師が多い。オンライン診療でも同様に、画面の片側でカルテ入力をしながら会話する形になりがちです。AIによる自動記録はその動作ごと不要にします。視線とことばを患者さんだけに向けられる診察の時間が増えます。

残業への影響

診察後のカルテ記載時間がほぼなくなります。

以前は診察枠が終わってからカルテを書く時間が別に必要でした。AIによる自動生成と確認作業が診察直後に完結するため、枠が終わったらそのまま終われる状態になります。

育児中・複数施設での勤務・限られた時間の中で働いている医師にとって、この「枠の外に時間が出ない」という設計は実際的な価値があります。コマ数を増やしやすくもなりますし、終わりの時間が読めることで生活設計もしやすくなります。

まずはお話だけでも聞いてみてください

「どういうものか見てみたい」という段階でもご相談可能です。 お気軽にご相談ください。

よくある質問

Q.このシステムはエニキュア専用ですか?対面クリニックでも使えますか?

A.はい。使えます。AIカルテはエニキュア(オンライン診療)、対面のクリニックどちらでも使用可能です。

Q.患者さんへの説明は必要ですか?

A.録音・文字起こしを行うことは、診察前に患者さんに同意を取って使用しています。説明・同意取得のフローはシステムに組み込まれており、医師が個別に説明文を用意する必要はありません。

Q.データの管理・セキュリティは?

A.音声データ・文字起こしデータはリカレ協会の管理するシステム上で暗号化して保管されます。外部への提供や学習への無断利用はありません。詳細は面談時にご確認いただけます。

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